コア(Core・ポスト)とは、歯科診療においての支台築造(神経を取った歯にかぶせ物をする際に土台を作製し補強する方法)の方法の1つであり、材料にファイバーを使用するものをファイバーコアと呼んでいます。
ファイバーとは太さ約10μmのガラス繊維を束ねその間にレジンを含浸・重合させたものであり、弾性係数が一般的に用いられる金属製コア・ポストと比べ象牙質に近く、歯のたわみに応じて屈曲しながら応力を分散し、歯への負担を大幅に軽減する事が可能となります。
1990年代よりアメリカで臨床応用が始まり、日本では2003年10月にペントロン社(アメリカ)製のファイバーポストが薬事認可を受け国内販売が開始されました。
<ペントロン社製のファイバーポスト>
鷲尾歯科医院では現在ペントロン社(アメリカ)製のファイバーポストセットを使用しております。
<写真 左側がファイバーコア 右側がメタルコア>